学生×企業取材レポート特集

学生たちが市内の企業に取材を行い、
企業の魅力や働く現場のリアルな姿を学生の目線からまとめた記事です。

売るより、支える。不動産で人を幸せに。

ASSET Design株式会社

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企業プロフィール

山口県山口市に本社を置き、不動産売買事業に取り組んでいる企業です。ハウスメーカー時代に学んだ深い建築知識を活かし、業界では売りにくいと言われてきた「築浅戸建住宅」の取引に注力。新たな価値観を創造し、市場に大きな活力を生み出しています。

私が取材しました!

清宮さん

学校名
山口大学

弘中さん

学校名
山口大学

三根さん

学校名
新潟産業大学

高橋さん

学校名
津田塾大学

事業内容

「築浅戸建住宅」とは、建てられてからあまり年月が経っていない住宅のこと。もともと長く住むつもりだった家を手放す背景には、仕事の都合、家庭の都合、お金の都合など、売主側のさまざまな事情があります。それを汲み取り、取引きを行うことにより、新たな生活への一歩を後押しすることもASSET Designの重要な役割。「築浅」に限らず、お客様の人生に深く関わる仕事とのことでした。一方で、物件を買いたい人に対しても誠実な姿勢を貫いています。具体的にはすべての情報をオープンにすること。建物の魅力だけをアピールするのではなく、不便な部分や懸念点まで包み隠さず伝え、その上で判断してもらうプロセスを大切にしているそうです。売主と買主をつなげ、双方の最大幸福を目指す。「仕事=誰かの役に立つこと」と語る井上代表の笑顔がとても印象的でした。

その他に取り組んでいること

井上社長は、東京の大学を卒業後、大手ハウスメーカーに就職。瞬く間に営業成績トップの座を獲得し、史上最年少で管理職のポジションに就任するなど輝かしい実績を残しながらも、巨大すぎる組織の中でできることの上限を感じ、地元山口で自分の会社を立ち上げました。当時、世間はコロナ禍で大騒ぎをしていたタイミング。営業活動を自粛しなければならなかったことで、逆にじっくり事業戦略を練ることができたと言います。「築浅戸建住宅」に着目したのもこの時期。機能が失われていないにも関わらず、中古というだけで敬遠されてしまう現状に対し、「お客様にきちんと価値を説明できれば売れるはず」と確信を持って取り扱いをスタートしました。16年間の営業経験で各メーカーの家づくりを調査研究してきたデータが、現在のASSET Designの大きな強みになっているそうです。
競合他社があまり扱わない物件を、知識を武器に適正な価格で販売できる。山口発・不動産業界のブルーオーシャン戦略はこうして誕生しました。

働きやすい職場づくりのための取り組み

どのように若手社員を育成しているか?という質問には、「経営者の仕事は成長しやすい環境をつくるところまでで、伸びるかどうかはその人次第」という答えが返ってきました。これは見放しているわけではなく、時間をかけて見守っていく覚悟の現れ。3ヵ月に1度個人面談を実施し、成功体験を積み上げられるような仕事の割り振り方や、なりたい将来像から逆算したキャリアプランを一緒に考えていくそうです。「なんとなく」「そう指示されたから」働くのではなく、ひとつひとつの仕事の意味を理解することで、経験を財産にしていく。スタッフの皆さんに井上社長の考えが浸透しており、信頼感と強いチームワークを感じました。

しごとのやりがいや魅力

設立から5年で順調に事業を拡大。2025年8月には、新山口駅のすぐ近くに2店舗目をオープンしました。2040年までに県内の13市すべてに出店することを目標としています。短期的なビジネスを考えるなら、人口の多いエリアを選んで事業展開していくべきですが、あえて「13市すべて」としているのは、県内全域で「住むテラス」ブランドのネットワークを構築するため。困ったとき、最初に相談してもらえる存在を目指しているからとのことでした。各地域に密着し、地元の方と同じ目線を持って不動産売買のニーズにお応えする。その積み重ねによって、将来的には都市計画にも関わるディベロッパーへと成長する未来を描いているそうです。街を発展させることで新たな産業が根付き、そこで新たな雇用が生まれれば、人口減少の流れを変えられるかもしれない。それこそが井上代表の考える地域貢献。壮大だけれど決して不可能とは思えない、具体的なビジョンを語ってくれました。

取材を終えて

井上社長の豊富な知識とバイタリティに終始圧倒される取材となりました。地域貢献への熱い想いや、職場環境を充実させるための取り組み、今後の事業展開から販促戦略まで、どれをとってもご自身の考えを確立されており、社会人生活のスタートに向けて大切な心構えを教えていただいたように感じています。ASSET Designという会社がこれからどのように成長していくのか、ぜひ注目していきたいと思います。

*取材内容は2025年9月時点のものです。