学生×企業取材レポート特集

学生たちが市内の企業に取材を行い、
企業の魅力や働く現場のリアルな姿を学生の目線からまとめた記事です。

地域に潜むさまざまな行政課題をシステムで解決するエンジニア集団

株式会社ニュージャパンナレッジ

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企業プロフィール

災害時の現状把握システムや、地域のごみ収集を効率化する管理システムなど、行政サービスを支援する各種システムを開発。独自の発想と技術力が評価され、日本全国の自治体と取引を行うエンジニア集団です。

私が取材しました!

倉本さん

学校名
山口大学

原田さん

学校名
山口大学

前木さん

学校名
山口大学

津村さん

学校名
山口県立大学

事業内容

多くの自治体を悩ませている「ごみ収集」問題。
「クリーンコレクト」は、自治体のごみ収集課題を解決するシステムです。違反ごみや収集日時、場所、担当車両の情報を記録し、現地写真も保存可能で、これまで不明瞭だった収集状況を明確化。住民からの問い合わせにも迅速かつ具体的に対応できます。さらに、準天頂衛星「みちびき」の高精度位置情報により、収集車の停車位置と時間を詳細に把握。ごみステーション情報と照合することで収集判定やごみの量を推定でき、データの可視化により課題分析や運用改善に役立ちます。これにより、自治体は収集業務の質向上と効率化に向けた基盤を得られます。加えて、災害把握アプリや農地・ため池管理、地産地消推進アプリなど、全国の自治体や企業向けシステム開発も行っています。

その他に取り組んでいること

少子高齢化による労働力の減少は、行政サービスにも大きく影響しています。不安や課題が年々増えていく一方で、実務にあたる公務員の数は確実に減っていく。そのギャップを埋める方法のひとつが、ニュージャパンナレッジのつくる行政支援システムです。限られたリソースで質の高い行政サービスを提供するために、従来の仕組みを見直す。地域のニーズに応えるために行政のあり方を掘り下げ、省力化・自動化のロードマップを描く。自治体とチームを組んで進める開発だけに、社員の皆さんはエンジニアとして大きなやりがいを感じているそうです。

働きやすい職場づくりのための取り組み

トップダウンの会社ではなく、会社で起こる出来事を「わがごと」として思ってもらえる人になってほしいと松本社長は語ります。
他人事ではなく「わがごと」。若手社員でもベテランでも、相談をした場合に「あなたはどうしたいか」を聞かれるそうです。また、社長のスケジュールも社員が確認できるため、空いていたら予定を抑え、直接相談もできるのだとか。
自分の意見をしっかり持つ・考え続ける大変さはありますが、大変な分、成長にもつながる環境だと感じました。

しごとのやりがいや魅力

松本社長は、これからのシステム開発で最も大切なものは「顧客のニーズに耳を傾けること」だと言います。開発業務のかなりの部分をAIが代行してくれる現在、エンジニアの役割は「考える」こと。クライアントとの会話を通じて社会が抱える課題をどのようにとらえるか、そしてどのような仕組みがあれば解決できるのか、発想力と創造力こそが技術者の生命線になると語ってくれました。文系・理系の区別もなく、「モノづくりをとことん楽しみたい」「最先端の技術を学びたい」「世の中に影響を与えたい」といった強いモチベーションが何よりも大切。「自分でどう働きたいかを決められない人にチャンスは来ない」「やりたいことのないエンジニアは成長しない」と厳しいながらも正直に語ってくれた言葉が印象的でした。その先にあるのは「山口で一番給料の高い会社にしたい」という明確なビジョン。新しい分野の技術にも積極的に挑戦していくため、若手主体の組織や意欲重視の評価軸をつくっていくとのことです。

取材を終えて

ふだん、私たちがあまり意識することなく、当たり前のように利用している行政サービス。安定運用の陰に実はたくさんの課題があり、改善に向けて努力を続けている人がいる。その事実を知れたことはそれだけで大きな発見でした。AIの登場によってシステム開発そのものが変わり、エンジニアの役割が変わっていること。その動きに合わせて会社も生まれ変わろうとしていること。「まだまだこんなもんじゃない」と熱く語ってくれた松本社長に、取材班一同パワーをもらえました。

*取材内容は2025年9月時点のものです。