働く女性が活躍する
山口市の企業

子育ても仕事も大切にしながら、
自分らしく働く女性が活躍する
山口市の企業とその女性を紹介します。

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誰もが子育てがしやすい安心して働けるような環境を取り入れています!!

日本果実工業株式会社

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代表者
代表取締役社長 尾村 貴志
所在地
山口市仁保下郷1771番
業種
製造業
従業員数
267人(うち女性58人)
TEL
083-927-0111
URL
https://www.nikkako.co.jp/

具体的な取り組みの内容

育休の取得率は100%で、産前産後、最大2年取得することが可能です。
保育園が決まらない場合など、実際の状況に合わせて期間を伸ばすこともできます。

勤務時間については時差出勤制度を活用し、お子さんのお迎えの時間には退勤できるよう、始業時間を早めて出社される方もいます。
一方で、学童保育についても社内で要領を定めており、学童保育の利用が難しい場合に時間を早めて退勤できる環境を整えています。
制度やルールとして定めることで子育て中の社員もより働きやすい環境を目指しています。

取り組みのきっかけ

食品業界は安定している一方で、女性社員のキャリア継続が課題となっていました。
特に、仕事と育児の両立が難しいことから、退職を選択する社員が多くいました。
この状況を改善するために、休業前と同じ部署に復帰してもらい、長期的な視点で女性社員が安心して働ける制度づくり、環境づくりに取り組むようになりました。
長く続いている会社だからこそ、法令遵守に重きを置き模範となるような環境づくりを目指しています。

取り組みの成果など

育休はかねてより会社に浸透しており、毎年1人は取得している状況です。
どの年次の方がどれくらいの期間、育休を取得したか会社のWEBサイトに公開しています。
取得前、取得中もコミュニケーションをしっかり取ることで本人の希望に合わせてスムーズに復帰できるような体制を整えています。

近年は女性だけでなく、男性で育休を取得する人も増えてきました。
今後は、管理職層への女性の登用をさらに推進する予定です。

今後の取り組みや方針、意気込み

現在、主任クラスまでは女性の昇進が進んでいますが、課長以上の管理職への登用はまだまだ課題が残っている状況です。
今後は女性管理職の育成を目指し、管理職候補の研修制度を充実させることで、責任のあるポジションに挑戦しやすい環境作りを目指していきます。

テレワーク制度を導入してほしいという意見も出ており、女性社員に限らず会社全体が働きやすい環境を目指し社員の声を聞きながら取組を進めていきます。

Interview

後藤 愛さん

主に原価関連業務や郵便物の受取り、発送手配をしています。
育休復帰後は職場の雰囲気も変わらずあたたかい目で迎えてもらったように感じました。
会社の中で相談できる・しやすい場があることで、モチベーションもアップしたように思います。

入社のきっかけ

元々山口県出身で、就職も山口でしたいと考え、子どもの頃から知っていた当社に就職しました。
復職する前は営業の部署におりましたが、出産、育児を機に働き方を変えていきたいという思いから、現在の部署に自ら異動の希望を出しました。
また部署は異なりますが夫も同じ会社に勤めており、育休をはじめ、お互いが会社の制度を活用しながら2人で現在子育てにも奮闘しています。

働きやすさ

育児との両立がしやすいと感じています。周りに産休育休を取られてきた先輩方も多く、部署全体に育児に対する理解がある環境だと感じています。
同じ苦労をされてきた人生の先輩がいることはとても心強いです。

また、育児している社員に限らず、部署の社員全員が帰りたい時間を上司に相談して快く受け入れていただくなど、上司に限らず同僚がお互いに相談しやすく、フォローし合える環境となっています。
子どもの体調不良など緊急の対応があっても部署全体でサポートいただけることはとてもありがたいです。

将来の展望

現在2歳の子どもがおり絶賛子育てに奮闘中ですが、仕事と生活のバランスを考えて働いていきたいなと思っています。
部署も変わり、自分のペースで働けるようになって、ライフワークバランスを考える機会も増えてきました。
自身の生活、家族との時間も大切にしたうえで働いていきたいです。